僕は＜ジャングル＞というECサイトを利用している。
利用を始めてもう何年になるだろうか。

＜ジャングル＞は「速い」「安い」「手軽」ということもあって
僕は、月5,6回のペースでこのジャングルを通して商品を購入している。
恐らくこのサイトの生涯利用額を考えたら、車1台分はゆうに越えていると思う。

今回はそんな＜ジャングル＞ヘビーユーザーの僕の憤り話を紹介したい。

この前、＜ジャングル＞で6万円の商品を買った。
それは5年前に発売されたもので、僕がどうしても欲しいと思った海外ブランドのものだった。
なぜ「速い」「安い」「手軽」がウリの＜ジャングル＞でこんな高額商品を買ったのかと言えば、2つの理由が挙げられる。
　・欲しい商品はもうどこにも売っていなかったこと
　・ずっと利用してきたし、＜ジャングル＞に対する信頼感があったこと

でも、今回その商品を取り扱っている出品店舗Ａは＜ジャングル＞を通して購入者と売買を進めるものではなく、
＜ジャングル＞を介さず直接出品店舗と購入者で売買を進める方式だった。

つまり、通常は＜ジャングル＞が商品発送したり、在庫確認したり、管理するものなのだが、
今回は直接出品店舗Ａと僕がやり取りをするケースだったのだ。

今思えば、これが良くなかったのかもしれない。

僕は8月29日にこの商品を買った。
高額だったのでドキドキしたが、支払い方法をクレジットカードでの引き落としにした。
しかし、どこを探しても見つからなかったこの商品。
本当にこの出品店舗Ａにも商品があるのか心配になり始めた。

注文してから在庫が無かった等の連絡をしてくる出品店舗も多く、
通常、在庫があればすぐに商品発送の連絡をしてくるものだ。
しかし、出品店舗Ａは海外にあるし、すぐに在庫確認も出来ないのではないかと推測した僕は
しばらく出品店舗Ａからの連絡を待つことにした。

それでも我慢できず、僕から連絡をしたのが9月4日。購入から6日間程経過した頃だった。

「注文受付の自動メール以降、連絡がございませんが、商品在庫はありますでしょうか？
　無ければ他も検討したいので、出来れば早めにご連絡ください。」

しかし、出品店舗Ａからは返事が来ない。
なので翌日の9月5日にもう一度連絡をした。

「やはり、高額商品に関しては信用第一で取引したいにも関わらず、
　返信をいただけないのも不安なので、購入をキャンセルさせてください。」

そうしたところ、9月9日になって出品店舗Ａからメールが来た。

「在庫有でしたので9月5日に発送させていただいておりました。
　不要でしたら商品がお手元に到着後、お手数ですが着払いでご返品をお願いいたします。」

なんだ、この不躾な感じは…。でも、商品を発送したのであれば一応待ってやろう。
欲しかった商品でもあったし、とにかく待とうと僕は考えた。

しかし、待てど暮らせど商品は届かないまま、ついには9月30日になった。1ヶ月経ってしまった。
にもかかわらず、商品代である6万円はしっかりクレジットカードから引き落とされていた。

たまらず僕は出品店舗Ａに連絡した。

「キャンセルのご連絡をしましたが、既に発送済みとのことで、とりあえず商品を待っています。
　いつになったら届くのでしょうか？」

しかし出品ストアからの回答はこうだ。

「こちらの商品ですがイギリスからの発送のため商品到着までに7日営業日から10営業日かかります。
　大変申し訳ございませんがこちらの住所が正しいかどうかの確認を今一度宜しくお願いいいたします。
　○○○・・・(全く違う住所)」

とうに10営業日分は過ぎている。というより、出品店舗Ａの営業日数が僕には分からない。
さらに僕宛に送られる住所が全然違う。
都道府県から違う。
きっと別の、どこかの誰かの住所なのだろうが、これでは個人情報保護も何もあったものじゃない。
なんだか無性に腹が立った僕はすぐさま返信した。

「どちらに送られてるのでしょうか？全く違いますよ。しっかりと確認してください。
　どこですか？そこは。
　こちらの住所は○○○・・・(僕の住所)です。いい加減にしてください。
　別の方の個人情報をこちらに連絡されても困ります。
　私のお金は振り込まれているはずですので、即刻対処してください。」

結局僕は＜ジャングル＞に全て経緯を説明した上で、＜ジャングル＞保証制度に申請し、今まさに調査してもらっている。

出品店舗Ａからは「現在確認しています」と回答が来たが、何を確認しているのか分からない。
今頃、僕の欲しかった商品は、僕の知らない人のところに届けられているのかもしれない。

残念な話だが、＜ジャングル＞は非常に大きなインターネットサイトなので、
今日もどこかでトラブルは起きているのかもしれない。