皆さんご存知のウサギとカメのお話ですが、
これを数学チックに考えるとちょっとおもしろいことになるので、
ぜひ一緒に考えてみてください。
今回、いつものウサギとカメで違うのは、
スポーツマンシップにあふれるウサギさんだった場合の話です。
走る速さに差があることを考え、
ウサギさんはカメさんにハンデを与え、
スタート地点をカメさんよりも後方に設定しました。
スタートの合図と同時に両者一斉にスタートです。
スタートからしばらくしてウサギさんはカメさんのスタート地点に到着しました。
ここで二人の位置関係を考えてみましょう。
ウサギがカメのスタート地点につく頃、カメはその先のA地点にいました。
さらにしばらく時間が立ち、
ウサギがそのA地点につくころ、カメはA地点より先のB地点に進んでいます。
そして、
ウサギがB地点につくまでの間に、カメはB地点よりさらに先のC地点まで進んでいます。
そしてそして、
ウサギがC地点につくまでの間に、カメはさらにその先のD地点に…
このように考えてみると、
不思議な事にウサギは一生カメに追いつけません。
昼寝をしている場合ではありませんね。一体なぜでしょう?
みんなの感想(2件)
2017/09/04 14:36
A1.トラック形状の道のりで何周もしていた。
A2.うさぎのスピードで追い付く時間よりもカメがゴールするまでの時間の方が早く、ハンデははるか後方い設置されていて、各地点は非常に短く
設定されているだけだった。なので、うさぎがA地点に着く頃にはカメはJ地点くらいまで進んでて...みたいな。
今、これ以外に考えられません...w
2017/09/05 17:17
コメントありがとうございます。
A1の考え方は面白いですね。一本取られたような感じがします。
この話は「アキレスと亀のパラドックス」というものを改変して作ったものですが、
両者の距離感が1/2,1/4,1/8と縮んでいくとしたとき、
その間の時間も1/2,1/4,1/8となり最終的に限りなく0に近くなるので、
実際は追いつくことができるといった感じです。